こんにちは、トラごんです。
今回は飛行機の中で注意してほしい病気とその対策方法についてご紹介していきます!!
なお、この記事は厚生労働省等のHPを参考にしております。
エコノミークラス症候群
・どんな病気?
長時間同じ姿勢で座りっぱなしだと、足の血流が悪くなって血栓ができ、それが血流に乗って肺まで行って塞栓症(血管がつまる)を起こします。
足が腫れて、ふとももやふくらはぎに痛みが来ます。その後肺の血管がつまると、胸が痛くなる、呼吸が苦しくなる、失神するなどの症状がおこり、最悪死に至ります。
・対策は?
座っている時にもかかと・つま先の上げ下げ運動を行い、適度に機内を歩いたり水分をとったりしましょう。
航空会社によっては、機内プログラムにストレッチがあるので活用してください。
肥満・妊婦・手術後・高齢者・がん患者さんなどはリスクが高いです。
詳しくは以下の厚生労働省のHPを参照してください。
飛行機酔い
飛行機酔いしやすい人は以下の対策を施しましょう。
・翼の上あたりの席を取る。
・上半身をヘッドレストにのせてリラックスし、遠くを見るか目をつむる。
・水分補給や食事・軽食をこまめにとる。
・それでもダメそうな人は酔い止め(抗ヒスタミン薬)を用意する。
時差ボケ
・どういう症状?
疲れが取れなかったり、昼間はボーッとして夜は目が冴えてしまうという症状が起こります。
・対策は?
出発日まで毎日、徐々に(1時間くらいずつ)現地時間に体を合わせていくと効果的です。
ただ、現地時間に体内時計を合わせると、帰国後に苦労しますので、短期旅行の場合は皆さんの判断にお任せします。
昼間は太陽をたっぷりと浴び、食事を現地時間に合わせて3回食べ、夜になったらちゃんと寝ることが一番大事。
心配な人は旅行先によって日光に当たる時間を調節しましょう。
西行き(ヨーロッパ方面)のとき
朝から日光にあたりましょう!!
東行き(アメリカ方面)のとき
初日はお昼過ぎ~日没(夜)に太陽を浴び、翌日からは日光に当たる時間を約2時間ずつ早めていきます。
詳しくは以下の厚生労働省のHPを参照してください。
航空性中耳炎
・どういう症状?
気圧の変化により耳がキーンとなったり、ひどくなると耳なりや痛みが生じます。
風邪やアレルギー性鼻炎の方はなりやすい傾向にあります。
・対策は?
水分補給やあくびをしたり、ガムやアメを食べれば普通は治ります。それでも治らないときは耳抜きを行います。(以下のリンク参照)