クウェート編PART2です。
今回は観光編。
グランドモスク、クウェートタワー、フィッシュマーケット、スーク・シャークへ。
上記のバス停(Mcdonald's Qibla Block 9)で降り、
まずグランドモスクへ。
注:モスクではよくあることだが、外国人の入場可能時間は決まっていて、ツアー形式で見学させていただく。
僕が行った2019年現在は17時からであったが、確認してプランニングして欲しい。
僕は確認しないで行ったせいで、最初に行った時間には入れず、後でもう一回ここへ戻って来ることになった。
17時前に着くと、待合室に通され、そこでは水やオレンジジュースを飲むことができる。めちゃめちゃありがたい。アラブの夏は暑すぎて、汗が噴出するし、買っておいた水もとっくになくなっていた。
時間になると、モスクの中に通される。中はすっごくでかい。装飾もすごい。
天井は金色から青色まで鮮やかな色彩で埋め尽くされ、
アラブ調、またべつのところはペルシャ調が施されている。
また、モスクは教育的側面を持っており、あたかも寺子屋のようだ。
机もずらーっとならべられており、壮観である。
解説してくれたのはアメリカ出身のオッチャンで、ユーモラス。
ジョークたっぷりで聞き応えたっぷりだ。
再び待合室へ戻り、水やオレンジジュースをもらってから出発。
いたせり尽せり、本当にありがたい。
さて、だいぶ日も傾いてきたので、夕陽を見に海岸沿いへ。(上の地図の赤矢印)
DIckson House Museum(クウェート危機時に活躍した英国人)は、
当時存在を知らなかったのでパスし、そのまま港へ。
港はこの地図の左上部分だ。
古い木船が溜まっており、その遥か遠くから夕陽が差し込んでとても綺麗だ。
船旗がとてもよく映える。
その横には魚市場があって、時間帯によっては積み下ろし風景も見れる。
ここだけ見たら、クウェートが漁師町といっても不思議ではない。
魚市場も覗いてみると、見たことのない魚が所狭しと並ぶ。
全体的に、サイズがバカでかい。日本の魚市場とはまた違うので、
ぜひ訪れてみて欲しい。
日本人はとても珍しいので、自分の方がじろじろ見られてしまうが。
さて、市場を抜けると、巨大なショッピングモール、スーク・シャークがある。
とてもオシャレで、まず水時計が迎えてくれ、スタバや高級ブランド店なども軒を連ねる。
残念ながら、民族的なお土産屋さんは全く見つからなかったが、
インフォメーションでは頼めば手荷物一時預かりもしてくれるので、
涼みがてらショッピングするのもオススメだ。
ショッピングモールを挟んで海岸側に出ると、
そこは地元民たちの憩いの場。
釣りをしている人、談笑するカップルなど、現地の生活を垣間見ることができ、
散歩していて楽しい。
特にカップルや夫婦で訪れるなら、景色・雰囲気もいいので、ぜひ行くべき。
そろそろ、クウェート最大の見どころ、クウェートタワーに行こう。
ここから一本道だが、少し距離はある。徒歩で30分はかかる。
もし疲れていたら、タクシーを使っても良さそう。
ただ、景色はいいので、散歩がてら歩くのがオススメだ。(日中なら暑すぎて無理かも)
写真のような、日本でいうなら横浜・みなとみらい、あるいは神戸のような街並みを
右手に望み、左手にビーチやウォーターワールド、海岸沿いの食堂、子供向け遊園地などを見かけながら進むと、
変わった形が目を引くタワーが現れる。(すぐ上の写真の一番左のちっちゃいやつ)
高さはあまりないが、とても綺麗なシンボルマークだ。
このうち2つは給水塔で、一番高い塔に登ることができる。
ちなみに手荷物検査があって、水などは没収されるから気をつけて。
エレベーターで上に着くと、床がゆっくりとぐるぐる回っていて、
動かなくても一面の景色をみることができる。
クウェートは、思っていたより全然都会で、摩天楼はため息がつくほど美しい。
ぜひ登って欲しい。昼なら、青く澄み渡った海とのコントラストがはっきり見れる。
そろそろ空港に戻ろう。さっきのマップの赤線に沿ってバス停まで20分ほどだ。
ただ、夜は空港までのバスがないことが多いので、その場合はタクシーで向かおう。
相場は8KWDからだ。