冬の東北・函館。白銀の世界に、湯気が舞う。
私、日本一の温泉地帯は東北だと思っております。酸ヶ湯・乳頭・銀山、数えるときりがありません。特に冬は最高。雪が舞う中での露天風呂は最高です。
今回は青春18きっぷで。
汽車に揺られ、町から町へ、温泉とお酒をめぐります。
VOL1「漁り火の露天風呂 湯の川温泉」
VOL2「函館フェリーで津軽海峡縦断 大間のマグロ」
VOL3「雪の弘前城・氷上の鶴の舞橋」←今回のブログ
VOL4「ストーブ列車とリゾートしらかみで行く不老不死温泉」
VOL5「秘湯 雪と静寂の乳頭温泉」
さて、青い森鉄道にのりついで、青森駅までやってきました。弘前まで一気に行っちゃいますよ〜。この区間は割と人も乗っています。
で、駅を出たらびっくり、めちゃめちゃ雪が降っています笑。時間があまりないのでタクシーで弘前城へ。4人で割り勘したらそんなにしませんね。
最近は暖冬であまり雪が積もっていませんが、寒いったらありゃしない笑。男共ではしゃぎながら天守閣へ向かいます。
いやー、いいですね。この色。闇の中に照らされた城。なんというか荘厳さと寂しさを感じます。弘前は桜が有名すが、それとは対照的な立ち振る舞いですね。
さて、弘前は街歩きも楽しいところです。お堀沿いがライトアップされていますし、青森銀行記念館もいい味出しています。ぶらぶら土手町で夕飯を、一杯やってから駅に戻り、今夜の宿、富士見荘へ向かいます。五能線で約40分ほど、真っ暗中を進むと陸奥鶴田駅に。もう送迎の車が来てくれる時間ではないので、電話でタクシーを呼びますが、全然こなくて駅の待合室で震えて待ちました笑。
なんやかんやで宿に到着。チェックインが遅くなりましたが、女将さんが待っててくれました、ありがとうございます!!もう今日は移動しっぱなしえで疲れたので、温泉に入って寝ます!!極楽極楽〜〜
え、なぜこの宿にしたか?それは、次からの写真を見れば分かります。この宿、鶴の舞橋の目の前にあるんです。朝起きたら、窓からドドン!!です。
ここへ来たら、ぜひ朝の散策に出かけてください。越冬のために北からやってきた白鳥たちがガイドしてくれます。空気はピリっと張り詰め、池は所々凍っています。そんな中を、朝日が差し込んできて幻想的な世界が広がっています。
そして、ここのハイライト!!津軽富士・岩木山へと鶴の舞橋がかかっています。少し雲がかかっていますが、最高です。高尚な世界。昔の人なら一句詠むんだろうなぁ、という風景。
気分も爽快になったところで宿に戻って来ました。朝食(めっちゃ美味しい!)をとってチェックアウトの準備です。今日はこれからストーブ列車に乗って金木へ向かいます。